電通PRコンサルティングに関心をお寄せいただき、ありがとうございます。

「自分と相手、利害関係者、その先の社会とのサステナブルで良好な関係づくり」
PR（Public Relations）の仕事は、一言でこう表せると思います。

他者との関係づくりには、まず、その他者の立ち位置への想像力が必須となります。そして、ますますダイバーシティが重視されていく中、さらにその先の利害関係者にまで想像力を拡大し、生活者や社会への高い関心やインサイトをもとに、仲間と関わり協力して物事をやり抜く力が、私たちには必要とされています。

人と人との関わり方や常識は、政治・経済・社会的な要因、また新しく生まれた技術などと、相互に影響を与え合いながら急激に変容してきています。予測の難しい変化の中で、PRの仕事の真価、われわれの柔軟な対応力が問われているとも言えると思います。

PRを含む広義のコミュニケーションの仕事の醍醐味は、その仕事に携わる一人一人がその人にしかできない解決策を生み出せる、ということです。その独自性故にやりがいがあり、成し遂げた時の達成感や成長実感もあり、人生の充実感さえもある、と、私は信じています。

皆さんと、これからの日本の社会の在り方や常識にすら影響を与えるようなダイナミックな仕事を、ぜひ、一緒につくっていけることを楽しみにしています。

株式会社電通PRコンサルティング
代表取締役社長執行役員　山口恭正