ABOUT USORGANIZATION
SCROLL
ABOUT US

ORGANIZATION

組織について

電通PRコンサルティングでは、PRの企画・実行まで全体の指揮監督の役割である「PRソリューション局」と、領域ごとの専門家集団である「ステークホルダーエンゲージメント局」および「統合コミュニケーション局」、クライアントの課題に応じ、それぞれの局から人選されたメンバーでチームを編成し、企画・提案・実行します。

DEPARTMENT

各部署の役割

電通PRコンサルティングの組織は役割に応じ、大きく二つに分かれています。「PRソリューション局」はクライアントの課題は何か、どんな解決策があるのか、といったことをクライアントへ提示し、実行する際の全体統括の役割を担います。そして、クライアントによって異なる課題に対し最適な解決策を提案するためには、さまざまな知見が必要です。そんなときにチームを組むのが「統合コミュニケーション局」「ステークホルダーエンゲージメント局」の専門部門のメンバーです。領域ごとに専門知識を持ったエキスパートたちと共に、クライアントの課題を解決しています。

PRソリューション局

「PRソリューション局」は、クライアント (企業や組織)に一番近い立場です。クライアントのコミュニケーション上の悩みに対して、解決案を企画し、実行、そしてその結果を検証します。もちろん、クライアントによって悩みはさまざまですから、A社で効果的だったPR企画が、B社にとって効果的とは限りません。クライアントの強み、弱み、さらには業界全体の動向を把握し、要望をくみ取り、最適なプランニングを行います。企画から実行、検証までの一連の流れを、社内外のスタッフの協力と連携しながら全体を統括する役割です。PRソリューション局なしにはプロジェクトが進まないのです。

また、PRソリューション局内には「メディアソリューション部」があり、どのようなメディアを通じて情報コンテンツが流通していくのかという「情報流通構造」を把握・分析し、メディア視点での企画立案と実施業務を行います。記者発表会やPRイベント、インフルエンサーの活用、メディア等で取り上げてもらうためのプロモート活動など、情報コンテンツの拡散を加速・増幅するためのさまざまなソリューションを提供しています。

統合コミュニケーション局

PR思考による統合コミュニケーションの推進と、新しいPRソリューションの開発を行っています。情報があふれ返る現代、生活者が自ら得たい情報を能動的に取捨選択する中で、ますます伝えたいターゲットにメッセージが届きにくくなっています。企業やブランドがコミュニケーションを行う際、「語る」メディア(=ペイド・メディア(P)とオウンド・メディア(O))と「語られる」メディア(=アーンド・メディア(E)とシェアード・メディア(S))を両輪で設計することが大切です。自社が「どう語るか」だけではなく、「どう語られたいか」を考えるということです。また、「語る」と「語られる」両方の核となるアイデアがPR思考に基づく「コアアイデア」です。それを具現化するクリエイティブやデータ・エビデンス=「C」と、「PESO」を活用した情報流通デザインとを統合したフレームワーク「C+PESO」を用いて、PR思考による統合コミュニケーションの設計・推進をしています。

コミュニケーションデザイン部

コアアイデアとそれを具現化するクリエイティブ=「C」を起点に、コミュニケーション全体のプランニングを行う部署です。課題発掘からコアアイデアの開発やクリエイティブ制作、PESOによる情報流通設計まで、プランニングを全体統括するクリエイティブディレクターが在籍しています。

データストラテジー部

統合コミュニケーションを設計する際に、データ分析は欠かせません。インターネットや対面で行う調査のほか、X(旧Twitter)等ソーシャルメディア上での声を集め分析する「ソーシャルリスニング」や「ソーシャルハンティング」。さらにはWebサイトの運用データなど扱うデータは多岐にわたります。データストラテジー部では、さまざまなインサイトデータ、PESO関連データなどの分析を基に、クライアントの課題を解決する戦略(ストラテジー)づくりを行います。また、世の中の動向/傾向を可視化し、PRコンテンツとして活用する調査の企画立案・推進も行っています。

デジタルアクティベーション部

デジタルアクティベーション部では、デジタルPRを起点としたコミュニケーションデザインを行っています。インフルエンサー事業社であるBitStar社などとも協業した各種ソーシャルメディア施策、当社ならではのPR思考によるオウンドメディアコンサルティング、PRコンテンツの最適なリーチの獲得を目指したデジタル広告の運用など、最新のデジタルPRソリューションを活用した統合コミュニケーションの企画立案・推進を行っています。

CX業務推進部

CX業務推進部では、情報拡散やステークホルダーとのエンゲージメント向上を目指した記者発表会・PRイベントのほか、ファンマーケティングや来店促進など意識・行動変容に繋がる体験価値CX(カスタマー・エクスペリエンス)施策の企画立案・推進を行っています。あらゆるステークホルダーとの価値ある体験機会の接点を創出することでフルファネルに対応した統合コミュニケーションをサポートしています。

PR業務推進部

メディア・インフルエンサーのデータベース化やプレスリリースの配信管理、PRコンテンツの校正などPR活動の基盤となる各種インフラの整備、サービスの実行を行っています。

ステークホルダーエンゲージメント局

コーポレートメッセージ開発や、トップコミュニケーション、緊急時のリスク対応など、企業を取り巻くステークホルダーとの関係構築(エンゲージメント)のため、全体のコミュニケーションについて考えます。
皆さんがモノを買ったりサービスを利用したりするとき、どんな基準で購入や利用をしますか?恐らく、日頃から「品質や企業イメージが良い」とされる、信頼の置ける企業の製品やサービスを選びたくなるのではないでしょうか?企業は、モノやサービスをつくるだけではなく、企業としてのブランド価値も高めていく必要があります。例えば、企業のトップのスピーチの印象一つで、製品への信頼度が一気に高まることもあります。一方、不祥事などが起こると、一気にブランド価値が下がってしまいます。「ステークホルダーエンゲージメント局」では、クライアントが生活者や株主をはじめとするステークホルダーから信頼と理解を得るための最適なコミュニケーションを考え、実行していきます。

コーポレートコミュニケーション部
PA(パブリックアフェアーズ)・イシュー・世論形成

「パブリックアフェアーズ(PA)」とは、企業・組織が、自分たちのビジネス環境を把握し、より良い環境にしていくために、政策・世論の双方へ働きかけていくPR活動のことです。例えば、「自動運転車」や「新しい治療薬」などが登場し、世の中に受け入れられ実用化される際には、①規制や法律への働きかけ、②世論の後押し、の二つの側面が必要となってきます。このためには政府や行政に働きかける「ガバメント・リレーションズ」と、社会的な理解獲得、合意形成のための「メディア・インフルエンサー・リレーションズ」が必要となってきます。これらの活動を進めていくのが、パブリックアフェアーズです。また、クライシスの未然防止に向けた対策の遂行により、リスクを低減し、起こり得るリスクに対し「予見力」を働かせるマネジメントを「イシュー(社会的課題)マネジメント」といいます。当社の企業広報戦略研究所「企業の危機管理力調査」によると、リスクに対する「予見力」の不足が課題として浮き彫りになっており、イシューマネジメントは外部環境変化に伴う社会的課題(イシュー)に対応するための重要なマネジメントといえます。

コーポレートブランディング・ESG

ESG(環境・社会・ガバナンス) は、経営環境が急激に変化する中、全てのステークホルダーに対してどのような価値を提供すべきか。この考え方に立脚し、コーポレートブランディングをサポートします。

リスク&リカバリー・トップコミュニケーション

さまざまなステークホルダーにパーパスやビジョンを伝えることは、企業・組織・団体トップの重要な役割の一つです。場面や対象ごとに適切な言葉や文脈を用い、具体的な力強いメッセージを発信するためには、エビデンスの準備や伝え方の検討など、日頃からの準備が欠かせません。当社ではこれまでに培った知見と強力なネットワークを駆使し、トップによる社内外へのメッセージ発信力強化をサポートします。
また、企業・団体のコミュニケーションは必ずしも、平常時だけに行われるとは限りません。事件・事故など危機的な状況が発生した場合、「何が起きてしまったのか」よりも「どう扱われたのか」が、その企業・団体にとって重要なのです。危機的な状況において、クライアントがどのようなコミュニケーションをとるべきか、コンサルティングをしていきます。

企業広報戦略研究所

企業広報戦略研究所とは、大学の研究者など企業経営や広報の専門家と連携して、企業の広報戦略・体制等について調査・分析を行う電通PRコンサルティング内の研究組織です。研究所の独自調査や学識者との共同調査を通じて、広報活動や危機管理に関する実証的な研究を行っています。